フィルタにより室内に入る塵埃を除去するクリーンルーム

フィルタにより室内に入る塵埃を除去するクリーンルーム クリーンルームとは、室内に存在する塵埃を可能な限り除去することで空気清浄度を高いレベルで確保された部屋のことです。
空気中における浮遊微小粒子、浮遊微生物などの量が一定以下になるよう、空気を循環させつつフィルタによって塵埃等を除去することによって管理されています。
フィルタには、HEPA・ULPAといった超高性能の物が用いられています。
クリーンルームの基準は、米国連邦空気清浄度基準やISO基準で定められており、どちらもクラスで示す数値が低いほど、より空気中の塵埃が少ないことを示します。
クリーンルームは、工業分野においては、半導体集積回路や、液晶・プラズマパネル、マイクロマシンなどの製造工場などで特に重要となっています。
これらは米基準でクラス1あるいはスーパークリーンルームとも呼ばれる高いレベルの物が求められます。
医療の分野においても、手術室や医薬品、化粧品などの製造所などにおいて必要とされています。
また、高品質の食品工場などでも、異物・虫などの混入を防ぐため用いられることもあります。

クリーンルームは常に清浄な空気を拡散させています

クリーンルームは、壁と天井、床材をクリーンルームパーティションで仕切り、外気を循環ファンで取り込み、超高性能フィルターを通過させた清浄な空気を絶えず供給して、浄化した空気を部屋全体に拡散させます。
そして、拡散させた空気をプレフィルタと呼ばれる空調機内に取込み再び超高性能フィルターを通して浮遊塵埃が規定の清浄度レベル以下に管理された空間を作り続けるという仕組みです。
また、必要に応じて温度・湿度等を一定の基準に制御することができるので、工業用クリーンルームであれば浮遊塵埃数によって評価されているため、高性能フィルタの除塵効果により清浄度が確保されていますから、半導体各製造工程や液晶製造工程、電子部品機器、印刷、プリント基板、レンズ、光学、フィルム、精密機械などの工業製品の製造工程に使用されているほか、宇宙開発研究などにも利用されています。
さらに、食品医薬品用のクリーンルームは、空気中を浮遊している菌の数や床などに落下して堆積する菌の数を限定した数値以下の管理が必要になるため製薬・食品製造工業の汚染防止対策、バイオテクノロジー研究、医療分野などで活用されています。

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2018/4/6 更新