気圧を利用してホコリを寄せ付けないクリーンルーム

一切のホコリを除去するのがクリーンルームです。
半導体などの超精密電子部品や化学薬品工場などで採用されており、品質に決定的な影響を与えます。
ホコリを寄せ付けないため気圧を利用するため、工場施設内の気圧を屋外の気圧よりも高い状態に保ちます。
すると、施設の扉を開けて入ろうとすると室内の空気が屋外に流れ出し、ホコリも侵入しにくくなるのです。
多くの施設ではクリーンルームに入る際にエアシャワーを体に吹き付け、あらゆるホコリを排除したうえで専用のクリーンスーツやマスクや手袋着用し、人間の体内から出るフケやくしゃみなどに含まれる微粒子も全て排除します。
防止するのはホコリだけではありません。
空気中に漂う微粒子や細菌なども防げるので、主に食品加工工場や医薬品加工工場などにも採用されています。
汚染物質を持ち込まない、汚染物質を発生させない、汚染物質を排除する、汚染物質を堆積させないことをクリーンルームの4原則といい、これを実現するために気圧・高密度フィルタ・など様々なシステムが使用されています。

クリーンルームの照明について

クリーンルームの照明について クリーンルームには様々な用品が必要となりますが、その中に管理をしていく上で大切なものに照明があります。
クリーンルームの管理では、パーティクルカウンターだけで行った場合には微細なダストを発見することができず、補うためににはクリーンルームライトを用意しておく必要があります。
目視限界をはるかにこえる微小な異物を可視化できる強力なライトとなっており、使用をすることで大切な要素となる「見える化」を行うことができるようになります。
また、浮遊ダストや堆積ダストが見えるようになることでより確実な管理を行うことができるようになり、商品の検査工程等にも効果が期待できることになります。
一般的に使用されている照明器具としてはバッテリー式とAC電源仕様の2つがありますが、HIDタイプでは2700ルーメンから5200ルーメンと高い光束を持っており、微細な対象を強力に浮かび上がらせることができるようになっています。
LEDタイプは手元照明などに使用するようになっており、平面上に付着した異物の確認ができるとともに、商品によっては光の調節機能が備わっているものもあります。