クリーンルームのタイプとクリーンブースにおけるクラス(清浄度)について

クリーンルームは大きく分けるとICRとBCRの2種類のタイプに分けることができます。
ICRは塵埃を室内に入れないことを目的としています。
BCRは危険物質を外に出さないことを目的としています。
一方でクリーンブースとは、クリーンルームとは違い、局所的な作業環境において空気清浄化を目指し開発されました。
ファン・フィルター・ユニット(FFU)が天井から清浄な空気を吸い、下へ吐き出す仕組みが一般的です。
導入コストが低く、それぞれの環境に合わせて簡易に設置できることから、多くの現場に適用できることがメリットですが、精密な温度管理や湿度管理が難しいことも特徴です。
クリーンルームとクリーンブースにおけるクラス(清浄度)とは、空気中における微粒子がどの程度少ないかの規格のことです。
規格についてはJISやISOがありますが、現在、クラスについては国際統一規格であるISO規格に移行されています。
ISO規格ではISO1~9までクラスを分類しています。

クリーンルームやクリーンブースのクラス(清浄度)とは何か

クリーンルームやクリーンブースのクラス(清浄度)とは何か クリーンルームやクリーンブースとは何かですが、温度や湿度が快適に保たれた部屋であり、外部から塵やホコリなどが進入しないように室圧が制御されています。
また、「クラス(清浄度)」というのが何かについては、空気中の微粒子がどの程度少ないかを表したものを指し、国際統一規格のISO規格で示されています。
クラスのレベルは、単位体積に含まれる粒子の数で表されます。
クリーンルームを導入する際に、クラスのレベルは大きいより小さい方が良いのですが、小さければ小さいほど運転費用などが高額になります。
業種や作業内容などによって求められるクラスは異なり、どれぐらいのクリーンさが必要かが考慮されて、クラスは決定されます。
このクラスのレベルは、業界によりおおよその目安があります。
塵やホコリの浸入が許されない半導体工場などでのクラスはハイレベルですが、自動車工場などになると、そこまでのクリーンさを要求されることはないようです。